サッカーカンファレンスin富山
2月11日(火)サンシップとやまにて富山県サッカー協会主催の2013年度サッカーカンファレンスin富山が開催されました。
2年に1度開催されているこの取り組みは富山県のレベルアップを目的に各種別のサッカー関係者が集まり、技術委員会からの情報共有や指導者同士のグループディスカッションを行います。
当クラブからも2名のスタッフが参加しました。
富山第一高校の大塚一朗監督のレクチャーでは全国高校サッカー選手権、イングランド遠征についての報告、富山県国体少年選抜の遠藤善主監督からはU16国体選抜の取り組みについて映像も交えながら発表がありました。
グループディスカッションでは種別を超えた指導者同士が「富山のレベルを高める積み上げ」をテーマについて意見交換を行いました。各グループでは小学生から高校生までの一貫した指導体制の構築の必要性や各種別を超えた指導者どうしの交流の必要性についての意見が多く出ました。
最後のパネルディスカッションでは大塚一朗監督、遠藤善主監督をパネラーに育成の現状と今後の課題についてディスカッションが行われました。
「技術の高い選手は多くいるが、ゲームの中で判断し、動きながら効果的にその技術を発揮できる選手は少ない。」
「ジュニア年代の普段のトレーニングから、状況を見て判断する習慣が必要」
といった意見があり、ポイントとしては
今後富山県のレベルアップを目指す上で「ゲーム」のなかで「選択肢」をもって「判断」しプレーすることの重要性を確認しました。
もちろん、当クラブでの育成においても今回のカンファレンスで確認したことをスタッフ内で共有し指導力の向上につなげていきたいと思います。
また、ジュニア年代から社会人までの一貫育成についても総合型地域スポーツクラブとして、その役割の重要性を感じました。
当クラブでもこういった様々な課題解決について積極的に取り組み、富山県全体の競技力向上に貢献していきたいと思います。
カンファレンス後は「富山第一高校全国制覇を祝う会」が富山電気ビルで行われ当クラブスタッフも参加させていただきました。