富山県ユースリーグ(U15)3部チャレンジ5節
10月20日(日)氷見運動公園にてU15チームがチャレンジリーグ5節八尾中戦に挑みました。
チャレンジリーグ現在2位・3位の直接対決。2部昇格にむけて、絶対に勝ち点3が必要なプレッシャーのかかったゲームです。
立ち上がりからボールを奪ってから、素早く相手のDFラインの裏を狙った縦に早い攻撃を仕掛けます。
DFラインからのロングボールにタイミング良く抜け出し見事先制に成功。
その後、同点に追いつかれ、両チーム激しい攻防が展開されるなか、相手との交錯によってサイドバックの選手が負傷退場するアクシデント。
その後、中盤での効果的なプレスからボールを奪う事でリズムをつくると、FWの選手のスピードある抜け出しから2点を追加。
3-1で前半を折り返し、ゲームの主導権を握ります。
しかし後半立ち上がりに不意をつかれ2失点。同点に追いつかれ流れは一気に相手チームに。
攻撃的なフォーメーションに変更しリスクを犯し、得点を奪いに行くも、我慢の時間が続きます。
苦しい時間帯が続く中、スルーパスにうまく反応したFWが勝ち越しゴールで4-3。
その後、サイドからの突破を許し、またしても4-4同点に追いつかれます。
朝からの雨でピッチも次第にスリッピーな状態になり、両者激しいプレーが多くなります。
攻守にわたり、お互い一歩も譲らずまさに雨中の死闘となりました。
残り10分を切ったところでスルーパスに抜け出したFWがゴールし5-4。続いて高い位置でのボール奪取から追加点を奪い6-4。
しかし相手も脅威の粘りを見せ、ロスタイムにセットプレーから1点返され6-5。
最後まで両者必死のプレーが続き、最後は粘る相手を何とか振り切り、試合終了。
お互い最後まで死力を尽くした大接戦を制し、貴重な勝ち点3を獲得することができました。
今日、選手たちは本当に素晴らしいプレーをしてくれました。GK・DF・MF・FW・交代選手も含めすべての選手がチームの勝利の為に一つになり、体を張ってゴールを守り、ボールを奪い、そして常に相手ゴールをめざし続けました。
チーム一丸となって、ゴールを競い合うというサッカーの本質・サッカーの魅力を両チームとも十分に表現してくれたのではないかと思います。お互い最後まで勝ちたい気持ちが全面に出ていた好ゲームでした。
そして、今日のようなきびしいゲームを経験することは、また選手たちを成長させてくれます。
2部昇格の目標に向かい、次の11月2日のチャレンジリーグ最終節にむけて、いい準備をしたいと思います。
大会関係者の皆様、ご声援いただいた皆様ありがとうございました。
JFC常願寺 6(3-1/3-4)5 八尾中
(得)長谷部5・高松 (ア)高松3・木戸
4勝1負